ソウチョウセキ(曹長石)
( シャチョウセキ(斜長石)の一種) 学名 : Albite Mineral : シャチョウセキ(斜長石)
ソウチョウセキ(曹長石), ( シャチョウセキ(斜長石)の一種)
学名: Albite
Mineral: シャチョウセキ(斜長石)
説明
ソウチョウセキ(曹長石)は世界各地で産出し、陶磁器の材料として使われるほか、美しいものはアクセサリーなどに利用されます。特に、正長石とソウチョウセキ(曹長石)で構成される「ムーンストーン」は、閃光効果とよばれる独特の光り方をして、その神秘的な美しさによって宝石として人々を魅了します。
物理特性
色
白から灰色、青みがかった、緑がかった、赤みがかった
屈折率
1.525-1.542
複屈折
0.008-0.011
光学的特徴
二軸性正号
化学特性
化学式
Na(AlSi3O8)
元素
Al, Na, O, Si
一般的な不純物
Ca, K, Mg
一般的な情報
パワーの特性
ソウチョウセキ(曹長石)は脳に働きかけ、混乱した状況を整理する力をもたらすと信じられている石です。また、信頼を築く石であるとも言われ、人間関係を改善してチームワークをスムーズにさせることから、リーダー格の人にふさわしい石とも言われます。
価値
Albiteは半貴石ですが、宝石として使用されます。曹長石は、重要な岩石形成鉱物として特定されているため、地質学者によっても使用されています。ガラスやセラミックの製造など、鉱物にはいくつかの産業用途があります。
形成過程
花崗岩とペグマタイトの塊(多くの場合、クリーブランダイトの品種として)、一部の熱水鉱脈堆積物で発生し、元々玄武岩質の岩石の典型的な緑色片岩変成相の一部を形成します。曹長石が発生に関連すると考えられることが多い鉱物には、黒雲母、普通角閃石、正長石、白雲母、石英などがあります。